大学生や　大人を教えていましたので、お子様の集団に教えるのは、私自身少ない経験でした。　私のモットーとして、先生はエンターテイナーかつ芸能人に等しいという考えですので、命をかけて教えてしまいます。

しかしながら、クラスの中には日本人･中国人との間に生まれたお子さんも数多くいますし、転校してきて半年というお子さんが混在しています。中国語クラスはレベル分けをしなければ、子供たちも先生もつらいと思いました。

会話の練習中に突然泣き出した５年生の男の子がいました。いったい何が起こったのかと尋ねてみると、「その発音を出したいのにうまく発音できない･･･」という答えでした。

私は驚きの感動と　いまどき珍しく純粋な子供の気持ちに一緒に泣き出したくなりました。

彼の気持ちに答えるためハーフの子供に「教えてあげて」とお願いしました。そうすると相乗効果が生まれました。